2008/10/17 (Fri) ミステリーの歴史

昨日、鯨統一郎氏の「ミステリアス学園」を読んだ。推理小説の歴史や「本格ミステリ」の定義など、
かなり興味深い内容。
構成も複雑！
ただ、推理小説として読むと「モヤッと感」が残るなあ。真犯人について、奇をてらい過ぎてる
ような。
でも、過去にもコケオドシ的なミステリーに２度ほど遭遇してて、それらは作者名とタイトルを
ここに書くのも遠慮したけど、この作品はまあ…先に書いたように興味を持って読めるし
本を投げ捨てたくなるほどじゃないからね。

けど、ミステリーファンって、この本に出てくる人たちみたいにジャンルにこだわる人って多いの？
現実にも「本格派、アンイチ本格派」みたいなのがあるらしいけど。
私は本格好きではあるけど、別にハードボイルドを敵視してゃいないもんなあ。
単に「そういうのは映画やドラマで見るほうが好きだなあ」ぐらいの感覚。
社会派もやっぱりテレビドラマがいいな。２時間サスペンスってほとんどそれなんでしょ？

昨日の「銀魂」…やっぱりこれ、いいねえ…。
けど…やーっぱり「最終章」っての、嘘だったのか？？？？？